かぼちゃを塩で煮る(牧野伊三夫 幻冬舎2016年)

いいタイトルである。前回のエントリーの区分でいうと、渋面、であるが、魯山人というよりは、実篤、山頭火、井伏鱒二、の系統を洒脱に(悪くいえば若干、代理店的に、80年代風に)した味である。読んだことないけど、東海林さだおを頑固にした感じか。
しかし、この本を読んで、ホットサンドメーカーが欲しくなった。料理本で一番重要なのは記載された料理を作りたくなることであるのは言うまでもない。調味料や調理器具を欲しくなるのも同様である。で、ホットサンドメーカーは楽しいです。しかし、よく確認しなかったのがいけないのだが、焼き印がついていて、それが犬と猫のイラストなのだ。自分自身が渋面の年を迎えて、犬や猫のかわいい系のイラストがついたパンを食べるのはあまり食欲を増進させるものでもない。このホットサンドに焼き印を押したがる傾向は、それが単なる模様だとしても余計であると言わざる得ない。面白く感じる のは、初めの一回だけだろう。しかも、焼き印の凹凸はフランパン的に使う場合には端的にいって邪魔でしかなく、洗うときにも不便である。利便性を犠牲にしてまで犬や猫のイラストを毎食見なければならないのは、なおさらに苦痛である。制作者の顔を挟んでやりたいくらいである。でも、ホットサンドメーカー自体は非常に良く出来ている。レパートリーが増えると言うよりも、食事のジャンルが一つ増えるくらいのインパクトがある。
もう一つ、この本から触発されたのは断食である。でも、まだ、これはやっていない。


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by isourou2 | 2018-09-01 22:36 | テキスト


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