線路と娼婦とサッカーボール
風景にやられるなぁ。景色の情報量が多くて、うわぁ、あっぷあっぷ、という。この線路が、通路でありながら、舞台でもあって、そこに登場するする人たちという感じであって。なんか編集も狙いすぎだったり、音楽も狙いすぎだったり(時に、余計)、するが、時にそれがかっこよかったりもする。ハイヒールの高さから撮った映像や、最後のサッカーボールを蹴る低いシーン、かっこいいカットもある。それよりなにより、風景が、そこにいる人たちが、鮮明。鮮やかすぎちゃう。なんか、それにくらべると、日本のテント村は、やっぱりワビサビっぽい。しかし、やたらと人が歩く線路だな。こういうところは、ワビサビにならんな。閉じるとなる。正直、涙が出た。娼婦たちを乗せて観光ツアーを出した社長でバスガイドのはげたおっさん、、、最高だね。見てると長く感じる。情報量が多いから。というかぼくにとって必要そうな情報が画面に多い。2倍あってもいい。もう一回見てもいい。
by isourou2
| 2008-01-03 00:54